【教えて】お金を借りる時の変動金利と固定金利ってどう違うの?

Q.金利ってお金を借りたら払わなきゃいけないものですよね?固定金利と変動金利ってどう違うんですか?自分で選んだりすることって出来るんですか?

A.金利には固定金利と変動金利があります。ただ、すべてのローン、借り入れで固定金利と変動金利があるわけではありません。比較的高額で長期になるローン、借り入れであれば変動金利を選択することが可能になってくる、と考えていただければと思います。基本は固定金利ですね。個人が利用する少額の借り入れ、カードローンのようなものは、借りる金額によって金利が決まっている固定金利がほとんどです。

まず固定金利ですが、金利が固定されている、決まっているというもので、借りたときの金利が返済し終わるまで変わることはありません。途中で借り入れ先の方針が変わったとしても、借りたときの金利が契約金利になりますから基本的には返済し終えるまで変わらないんですよね。

変動金利は金利が変動する、変わっていくというものです。下がることもありますが基本的に上がるリスクが高いものになります。変わる時期は毎月というものは少なく、基本的に3か月や半年ごとに見直されるものだと思ってもらえたら良いと思います。今は不景気で金利が低めになっていますが、景気が回復すると金利も上がりますから注意が必要ですね。

長期のローンを申し込む場合は、今低い変動金利を選んだ場合将来的に必ず金利が上がりますから気をつけなければいけません。固定金利と変動金利を組み合わせることでリスクを減らすことも出来ますから、申し込むローンと返済期間に応じて選ぶと良いと思います。

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