誰にでも融資可能?個人向け国民生活金融公庫のしくみと種類とは

国民生活金融公庫とは、2008年10月まであった国民生活金融公庫法に基づいた政策金融機関という特殊法人です。現在は、株式会社日本政策金融公庫と名称が変わっています。簡単に言ってしまうと国が国民のために出資している法人です。

小規模向けの小口融資や新規開業資金、教育ローンなどを取り扱っています。個人で借りれそうなのは、これから事業をはじめようとしている方、あとはお子さんがいる方が対象となっています。

融資の種類は、大きく分けて6つになります。
・普通貸付
・生活衛生貸付
・セーフティネット貸付
・生活衛生、セーフティネット貸付
・東日本大震災復興特別貸付
・食品貸付

普通貸付は、ほとんどの業種の事業を営む方となっているため、個人的な資金調達には使えない感じです。また、教育ローンは、お子さんがいる方で約300万円までの融資が可能です。民間の金融機関よりも安い金利で借りるのことができるので、教育費として考えている方は、教育ローンを検討してみるといいでしょう。

審査方法は、相談→申込→面談→融資→返済という流れになります。一般の金融機関に比べて、借りやすいとはよく聞きますが、特殊とはいえ金融機関に変わりはありません。ただし、国民生活金融公庫というだけあって一般的な金融機関とは違い、営利目的ではないという点だけは、借りやすいと言われるところなのかも知れません。

自営業や教育ローン以外での融資はできない国民生活金融公庫。誰にでも融資可能とは言い切れません。誰にでも貸してくれるところは、民間の銀行、銀行系、金融系になります。最近では、銀行と消費者金融が業務提携をしている銀行系のカードローンが安心で使いやすいと思います。インターネットなどで24時間申込可能ですし、来店不要などのところもありますので、色々と調べてみるとよいでしょう。

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